nihombashi-hamacho’s blog

わが町、日本橋浜町を紹介して行きます。

人形町グルメ 久助

お昼に、浜町から人形町交差点につながる甘酒横丁を歩いた時、どこからともなく焼鳥の香ばしい香りが漂ってきました。香りの元をたどっていくと、狭い間口の前に10人ぐらいのサラリーマンの列ができていました。私はその日はすでに他の店で昼食をとっていたので入りませんでしたが、行列のできる焼鳥屋、きっと美味しいに違いない、今度来てみようと思いました。これが久助さんとの運命の出会いです。

 

ランチは11:15から13:15まで。但し、食材が無くなくなったら終了です。メニューは焼鳥重だけ。ご飯の量が、少、普通、大から選べるのみ。たれの量が、何も言わなければ普通、多めにする注文もできます。これにとろろ昆布の味噌汁がつきます。価格はご飯の量に関わりなく一律で920円。ランチ時の回転をスムーズにするためという意味もあると思いますが、いかにも職人の店といった感じのシンプルなシステムになっています。事実、職人気質のおやじがひたすら串に刺した鶏を焼き続けます。ご飯をよそって焼けた鳥をご飯の上に並べるのは別のおにいちゃんです。

 

店の中はカウンターとお座敷。お座敷は仕切りもありません。昔、を感じさせてくれる間取りです。

 

ランチの焼鳥重を食べてすぐ感じたこと。それは、鳥が非常にジューシーだということです。ジューシーをうたった鶏料理は世間にあふれています。しかし、久助の焼鳥は私が食べた焼鳥の中で一番ジューシーで柔らかかったのです。席に備えてある七味唐辛子と山椒を少量振りかけると、味が引き締まり、さらに美味しく感じます。とろろ昆布の味噌汁も絶品。出汁が普通じゃないなあという感じです。

 

久助の夜は、メニューも豊富な小料理屋になります。刺身もあります。焼鳥は種類も豊富なのですが、レバー、はつ、砂肝など、歯ごたえのある部位も非常にジューシーです。ねぎま、皮、ぼんじり、ささみ、手羽先、なんでも普通の焼鳥に比べて柔らかく感じるのです。いったいどういう秘技があるのか、もちろん店のノウハウなのでしょうが、とても興味があります。とにかく普通の焼鳥とはまったく違うのです。

 

夜はお酒も入れてちょっとした金額になりますので、私はもっぱらランチに行っています。中盛、たれ多めが私の定番です。大げさに言うのではなく、毎日食べても飽きないぐらいです。焼鳥重を食べると必ず幸せな気分になります。日本で一番美味しい焼鳥屋に推薦しても良いと思っています。