nihombashi-hamacho’s blog

わが町、日本橋浜町を紹介して行きます。

浜町緑道

浜町緑道は、浜町川を埋め立てた帯状の場所で、豊かな緑に覆われています。浜町は緑が多い、浜町には森があると言われるのは、この緑道があることが所以です。

 

位置としては、人形町通りから明治座へ抜ける甘酒横丁の途中。人形町と浜町を分けるように浜町緑道があります。

 

 新大橋通りからの入り口には、ちょっとアートっぽいコンクリート作りのアーチがあり、ツタが絡まっておしゃれな感じです。

 

現在暗渠となっている浜町川は、かつて現千代田区神田佐久間河岸神田川から分れ、清洲橋下流付近で隅田川と合流する水路でした。江戸時代に開削された、人工的な水路でした。元和元年(1615~23)に、現東日本橋3丁目付近まで掘り進められ、焼失する前の遊郭吉原を囲むような水路となり、物資輸送のための水運に利用されていました。およそ70年後の元禄4年には延長開削され竜閑川と合流、その90年後明治16年には神田川まで延長されました。 輸送の舟の往来で賑わい、長きにわたり開削が繰り返され人々の生活に大いに役立ってきた浜町川でしたが、昭和に入り、戦後の残土処理の廃棄場所として竜閑川とともに埋め立てられました。更に東京オリンピック、高度経済成長期の到来、都市開発などの流れで昭和40年代終盤までには残りの全てが埋め立てられ、浜町川は事実上姿を消しました。 現在、浜町川を埋めたその上にはビルや道路、民家、緑地などができ、足下がかつて水路であったということを知る人は少ないでしょう。
日本橋人形町と隅田川沿いの浜町公園の間にある浜町緑道もこの浜町川跡です。緑道という名のとおり、様々な木々が植えられ周辺住民や会社勤めの人々、人形町明治座に訪れた人々などが立ち寄り、人々がほっと一息つける憩の場となっています。木々にはその名称や簡単な説明が表示されており、それを眺めつつ、緑を見上げつつ、ゆったりぶらりと歩けば、都会にいながらここだけ時がゆっくり流れるように感じられます。
人形町商店街のサイトではおすすめの散歩コースの一つとして「浜町緑道コース」をあげています。

 

浜町緑道に植えられている植物には次のようなものがあります。

あ行)アオキ、アジサイ、オオシマサクラ、アオギリオオムラサキエゴノキイチョウ

か行)クヌギ、カクレミノ、クスノキケヤキ、カンツバキ、キンモクセイ

さ行)サルスベリ、サンゴジュ、ソメイヨシノ、シャリンバイ、シダレザクラ

た行)ドウダンツツジトチノキ

は行)ヒマラヤスギ、ボックスウッド、ポプラ、ハナミズキハマヒサカキ

ま行)マテバシイ、モッコク、メタセコイア

や行)ヤマブキ、ヤマモモ、ヤマモミジ

 

特に春は桜が咲き誇り、人々の目を楽しませてくれます。